能野裕子 Hiroko Nono|芸術の存在意義「展」No.27|アートイマジンギャラリー

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芸術の存在意義「展」No.27

芸術の存在意義「展」No.27



主題:芸術の存在意義
副題:この時代における作品の在り方

会期中の日曜日14:00~、ギャラリートークが行われます。具象・非具象絵画、油絵、映像、イラスト、立体作品、インスタレーション、パフォーマンス、など、様々な美術作品をお楽しみ頂けます。

『芸術の存在意義「展」』の詳細

□会期:2018年2月8日~2月27日 12時~19時(火曜日12時~16時)

第1期 2018年4月12日~4月17日 出展作家・参考作品・評論文一覧

第2期 2018年4月19日~4月24日 出展作家・参考作品・評論文一覧

大𣘺成未  YUUM  坂井尚  菅和彦  深町聡美  橋本崇彦

能野裕子  松崎梨菜  古川恵子  宮本千瑞  酒巻和弘


「日名祭り」コンセプト

3月3日のひな祭りは、女の子の成長を願うお祝いの日だが、「日名祭り」と題したのは、私の中の日々の祭りを具現化してみたかったからだ。「日々何かを祝う」というより「日々感謝している気持ち」と「日々申し訳ない気持ち」を表すことがしたかった。
私の頭の中では毎日、お祭り騒ぎのように縁した人が現れる。雛人形の周りにいるのは、今までの人生で自分に関わった人達。家族、友人、お世話になった人。亡くなった人。私を傷つけた人。そして私が傷つけた人。その時は気がつかなかったせいで「ありがとう」も言えなくて二度と会えない人。未だに「ごめんなさい」が言えてない人。
どの人がどの人形という意識はないけれど、作っているときは無意識にでも誰かを思っている気がする。言い方を変えると誰も思わないように、意識的にしているのかもしれない。
しかし不思議なのは、作るのはいつも楽しい。

能野裕子 Hiroko Nono

日名祭り
日名祭り  2017  彫塑(木粉+石粉)  1200×900×1000(mm)(ひな壇サイズ)