白川行雅 Yukimasa Shirakawa
「白川稲荷神社」は美術家、白川行雅のコンセプトです。
神は人間が生み出した最大の概念/創作物です。それは常に人類の歴史と共にあり、創造主である人間を逆に支配すらしてきました。フォイエルバッハはこれを「疎外」と呼んで批判しましたが、自分の中の絶対的な他者性(=神)を意識して取り出すことによって、始めて人間は身体と自意識が分離した人間的自我に目覚めることができたのかもしれません。神の前に立つことで人は人となるのです。
内なる概念を外部化する造形行為とは、イコール神産みのプロセスでもあります。神様の製作を通して自分と向き合い形造る、あるいはそれは神話の再生かもしれません。
是非みなさんのお宅で神様をお祀り下さい。初詣は白川稲荷神社へ。
<アーティストステートメント>
芸術の存在意義「展」No.25
主題:芸術の存在意義
副題:この時代における作品の在り方
会期中の日曜日14:00~、ギャラリートークが行われます。具象・非具象絵画、油絵、映像、イラスト、立体作品、インスタレーション、パフォーマンス、など、様々な美術作品をお楽しみ頂けます。
『芸術の存在意義「展」』の詳細
2月16日(木)~2月21日(火) 出展作家・参考作品・評論文一覧
黒コネコ 白川行雅
マキユキオ 松浦公美
松崎梨菜 CHIHIRO
2月16日(木)~2月21日(火) 出展作家・参考作品・評論文一覧
黒コネコ 白川行雅
マキユキオ 松浦公美
松崎梨菜 CHIHIRO