三浦亀王丸 Miura Kameoumaru
油彩画やアクリル画を中心に、自己の内面世界を描く作品を制作しています。 消えては出現する自身の記憶や経験、夢想等の恣意的なイメージと物体を組み合わせることで、 人間の創造力や発想力の可能性を探る制作活動を行っています。
表現のきっかけは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の経験が大きく影響しています。 私は福島県出身であり、当時としてもショッキングな出来事でした。 それ以降、私は自然の摂理から破壊と創造という事に関心を持ち始めました。 現在、破壊する自然の力、復興する人間の力強さをこの世で次々と生まれる流行や思考・観念、 生命等を「創造」と「破壊」という二項対立の視点から制作を進めています。